~ 耕運機 ~ 耕運機の部品説明
耕運機の各「部品」について説明していきます。
まず本体の牽引部には、補助も含めた「車輪」があります。
もちろん、これによって畑や田んぼを移動する事になります。
基本的には二輪駆動になっていますね。
変速機構を持っているので、それによって耕運作業、代掻作業、あるいは運搬などといった作業の切り替えを行います。
畑などを耕すのは、ロータリーと呼ばれる部品の仕事です。
ロータリーはなた状になっていて、それが高速で回転する事で、硬い土でも耕す事ができるようになっています。
このロータリー部分が、機体の重量の大半を占めます。
ロータリーの回転部分には、金属及びビニール製カバーによる保護がなされています。
これは、ロータリーによって巻き込み事故がおきたり、泥が飛ぶのを防ぐ為です。
このロータリーには、センタードライブ方式、サイドドライブ方式の二通りがあります。
真ん中か横かの違いですが、これによって耕し方も変わってきます。
回転方向によっても、ストレート仕様とクロス仕様に分かれます。
この違いも、耕し方に影響を及ぼします。
大型の耕運機には、エンジンも付いています。
このエンジンが搭載する事により、更に重量は増します。
中には400kgという非常に重い機体もあります。
基本的にはこの重量が重いほど、深く耕せるようです。
後は、連結部ですね。
ヒッチと呼ばれる部品がこれに該当します。
アタッチメントが供給されているタイプのものは、トレーラーをセットする事で運搬作業にも使えます。
最近の耕運機は、こういった多目的使用の機種が増えているようです。
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農業を中心に長年に渡り栄えてきた日本という国ですが、近代社会においては必ずしもそうとばかりはいえない状況です。
決して恵まれているとは言い難い土壌で営むことが可能な農業には限界があります。
しかし、今なお日本の農業は国民の食卓を支え続けています。
最近は海外から輸入した食費の安全性が鋭く問われています。
そんな中で国産原材料、かつ国内加工の純国産食品は注目を浴びています。
日本の農業界にとっては、世間にアピールできる絶好の機会であるといえるでしょう。
日本の農業は歴史と共に常に進化し続けています。
なかでも進化が顕著なのは「農業機械」です。
鍬で耕していた時代もありましたが、今は耕運機を使うのが一般的です。
耕運機は別名「ロータリー」とも呼ばれ、主に田畑を耕すことに使用されています。
その歴史は意外と新しく、日本で普及しはじめたのは1920年頃です。
それ以降、最も普及したのは1960年代後半です。
その頃に全国で300万台以上が普及したそうです。
次に耕運機の構造についてですが、エンジンを搭載したフレームにロータリーを連結した形になっています。
それを後方から押しながら使用します。
耕運作業はロータリー部が稼働する仕組みになっています。
耕運機は耕運作業以外にも利用することができます。
水田稲作における代掻作業、蛙立てや除草などの畑の管理作業も行うことができます。
耕運機は水田稲作における農業を営む上で、長年共に歩んでいくパートナーといっていいでしょう。
つまり耕運機の選び方によっても、その成果が左右されるであろうことが予測されます。
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