~ 耕運機 ~ 耕運機の基本的な使い方
耕運機の使い方は、大きさやタイプ、用途によって大きく異なります。
また、「乗り込むタイプ」と「押すタイプ」とに分かれているので、両方が同じ使い方である筈もないので当然ですね。
ただ、実際はそんな単純なものでもありません。
まず前提として、農業用機械は機会によって使い方が異なる、という事を知っておかなければなりません。
クラッチ一つをとっても、右折、左折、動力伝達と三種類あり、どこに付いているかも一律ではありません。
アクセルレバーも、どっちに回せば出力が上がるのかは一定ではないので、機械別に操作方法を覚える必要があるのです。
こういったところは、車やバイクとは根本的に違いますね。
ただ、基本的にはエンジンをかけ、出力を調整し、耕したい所を前進で真っすぐ耕すという共通項を持っています。
つまり、バックなどでは使わないということです。
耕運機を上手く使うコツとしては、出力の調整を覚えるというところです。
スピードが出すぎてしまうと、荒くなってしまい上手く耕せないですし、出力が一定でないと、畑がデコボコになってしまいます。
使い方自体は、説明書を見るか、持ち主に聞くか、メーカーに問い合わせるかで機械別の扱い方をしっかり把握しておく必要があります。
共通という訳ではないので、必ずその機種の使い方を覚えるようにしましょう。
こういった面では農業経験者は結構アバウトなので、機械の専門家やメーカーの人に聞くのが好ましいかと思います。
マニュアルがある場合は、面倒臭がらずにしっかり読みましょう。
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農業を中心に長年に渡り栄えてきた日本という国ですが、近代社会においては必ずしもそうとばかりはいえない状況です。
決して恵まれているとは言い難い土壌で営むことが可能な農業には限界があります。
しかし、今なお日本の農業は国民の食卓を支え続けています。
最近は海外から輸入した食費の安全性が鋭く問われています。
そんな中で国産原材料、かつ国内加工の純国産食品は注目を浴びています。
日本の農業界にとっては、世間にアピールできる絶好の機会であるといえるでしょう。
日本の農業は歴史と共に常に進化し続けています。
なかでも進化が顕著なのは「農業機械」です。
鍬で耕していた時代もありましたが、今は耕運機を使うのが一般的です。
耕運機は別名「ロータリー」とも呼ばれ、主に田畑を耕すことに使用されています。
その歴史は意外と新しく、日本で普及しはじめたのは1920年頃です。
それ以降、最も普及したのは1960年代後半です。
その頃に全国で300万台以上が普及したそうです。
次に耕運機の構造についてですが、エンジンを搭載したフレームにロータリーを連結した形になっています。
それを後方から押しながら使用します。
耕運作業はロータリー部が稼働する仕組みになっています。
耕運機は耕運作業以外にも利用することができます。
水田稲作における代掻作業、蛙立てや除草などの畑の管理作業も行うことができます。
耕運機は水田稲作における農業を営む上で、長年共に歩んでいくパートナーといっていいでしょう。
つまり耕運機の選び方によっても、その成果が左右されるであろうことが予測されます。
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