~ 高額医療 ~ 高額な医療費が必要なコルセット
高額医療費が必要なケースは、入院や通院の場合だけではありません。
例えば、整形外科ではコルセットの作成に高額医療費が必要な場合があります。
私達は、人によって、骨の歪みや体型などが違います。
一般的なコルセットが合わない場合、技師の人にお願いして、オーダーメイドのコルセットを作成する時があります。
この場合、大抵が何万円単位の費用を必要とします。
患者さんの多くは、この金額を聞くと躊躇されます。
しかし、心配はいりません。
このように高額医療費が必要になった場合、代金を支払った後に健康保険の給付を受けることが出来るのです。
まずは、コルセットを作成した医療機関で医師に同意書・証明書を書いてもらいます。
この同意書・証明書、支払った領収書、保険証、印鑑、通帳を持って、健康保険の窓口へ行きましょう。
国民健康保険の場合は自治体の窓口へ、社会保険の場合は社会保険事務所へ行きます。
ここの審査が通ると、3割負担の方ならば7割分が支給されるのです。
たかがコルセットと思われるかもしれません。
しかし、骨が歪むと、痛みもひどくなります。
一般のコルセットを無理してはめていても、何の得にもなりません。
保険適用の金額で、自分にピッタリのコルセットが作れるのですから、お得だと思いませんか?
もしも、ご家族にこのような悩みをお持ちの方がいらっしゃったら、アドバイスしてあげて下さいね。
健康保険は、このような時にも利用することが出来るのです。
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医療費が年々増加していく傾向が問題になっていますね。
そんななか、医療費の負担が軽くなる制度があるのはご存じでしょうか?
なかでも一番身近なものは「医療保険制度」でしょう。
皆さんご存じ、「国民健康保険」や「社会健康保険」に加入している人ならば(70歳未満の一般人)、医療費が3割負担で済む・・・という制度です。
病院で保険証を提示することで、病院が請求を行える仕組みです。
また「医療費助成制度」というものもあります。
よく知られているものでは「乳幼児医療費助成制度」「子ども医療費助成制度」「老人医療費助成制度」などがあります。
「子ども医療費助成制度」は子供が病院にかかった時に、自治体が医療費を全額負担するというものです。
各自治体によって、適用される年齢はさまざまです。
なかには中学生まで助成してもらえる自治体もあるようです。
70歳以上の方が、所得に応じて1割か3割負担で良いのは、この制度が適用されているからです。
しかし当然、これらの助成を受けるには、健康保険に加入していることが前提となります。
他にもさまざまな制度があります。
しかし「高額医療」という制度は意外とあまり知られていないようですね。
正確には「高額療養費制度」と言い、1ヶ月内に一つの診療科でかかった医療費が基準を超えた場合に、保険組合から超過分を払い戻してくれるというありがたい制度です。
払い戻しの金額は”70歳未満か以上か”や”個々の収入”によっても基準が異なるので一概には言えません。
医療費の自己負担額が高額になった場合は、ぜひこの高額医療の制度を利用する事をお勧めします。
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