~ 高額医療 ~ 高額医療は診療科毎に算出しましょう
改訂される前は、診療科毎ではなかったので、一つの病院で計算できました。
そして、あちらこちらへと診療科を渡り歩けば、ある程度 高額になるものでした。
しかし今では、高額医療は、診療科毎に算出されます。
例えば、内科と整形外科にかかれば、それぞれに算出しなくてはいけない仕組みです。
それぞれの診療科でも、高額医療が適用されるものとされないものがあります。
例えば形成外科の場合、漏斗胸の手術や乳母再建の手術など、また整形外科ならば、椎間板ヘルニアや人工関節の手術に適用されます。
歯科は、自由診療といわれる治療法があります。
自由診療を選んだ場合、何万円・何十万円という金額が必要となります。
高額ですが、保険適用外になりますから、残念ながら高額医療は適用されません。
しかし、医療費控除の対象にはなりますから、確定申告で申請すると良いでしょう。
また、眼科のレーシック手術。
この手術をすると、メガネやコンタクトといった煩わしさから解消されるとあって、話題ですね。
これも、保険適用外の手術なので、高額医療には適用されません。
自分や家族が受けようとしている手術が保険適用かどうかは、病院側から説明があるでしょうが、案外 無関心な方が多いようです。
入院代や治療費を払ってから、いくらか戻ってくるとは聞いたものの手続きが面倒と、さじを投げてしまう方もいらっしゃるようです。
高額医療が無理でも、医療費控除を受けることは可能である場合が多いので、一度調べてみてはいかがでしょう。
病院にかかったら、治療にかかった領収書や通院に使ったタクシーの領収書は、保管しておくと良いでしょう。
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医療費が年々増加していく傾向が問題になっていますね。
そんななか、医療費の負担が軽くなる制度があるのはご存じでしょうか?
なかでも一番身近なものは「医療保険制度」でしょう。
皆さんご存じ、「国民健康保険」や「社会健康保険」に加入している人ならば(70歳未満の一般人)、医療費が3割負担で済む・・・という制度です。
病院で保険証を提示することで、病院が請求を行える仕組みです。
また「医療費助成制度」というものもあります。
よく知られているものでは「乳幼児医療費助成制度」「子ども医療費助成制度」「老人医療費助成制度」などがあります。
「子ども医療費助成制度」は子供が病院にかかった時に、自治体が医療費を全額負担するというものです。
各自治体によって、適用される年齢はさまざまです。
なかには中学生まで助成してもらえる自治体もあるようです。
70歳以上の方が、所得に応じて1割か3割負担で良いのは、この制度が適用されているからです。
しかし当然、これらの助成を受けるには、健康保険に加入していることが前提となります。
他にもさまざまな制度があります。
しかし「高額医療」という制度は意外とあまり知られていないようですね。
正確には「高額療養費制度」と言い、1ヶ月内に一つの診療科でかかった医療費が基準を超えた場合に、保険組合から超過分を払い戻してくれるというありがたい制度です。
払い戻しの金額は”70歳未満か以上か”や”個々の収入”によっても基準が異なるので一概には言えません。
医療費の自己負担額が高額になった場合は、ぜひこの高額医療の制度を利用する事をお勧めします。
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