~ 高額医療 ~ 入院中の食事代について
入院中は、部屋代・食事代など自己負担分が結構かかります。
これらは、残念ながら高額医療の対象にはなりません。
ですので入院期間が長くなると、負担も大きくなります。
食事代は、どうして自己負担なのでしょうか。
通常、私達は生きている限り、食事をします。
入院をしていなくても、食事を取るという行為は必要だという理由から、食事代は自己負担となっているのです。
とはいえ、食事代は全額自己負担になっているわけではありません。
一般の方が支払う食事代は、1食260円です。
しかし、実際に食事を作るには、材料費や人件費などがかかります。
ですから、260円以上にかかっている経費が入院時食事療養費として保険組合から支給されているのです。
このように、保険組合は高額医療のみならず、さまざまな給付を行っています。
アメリカでは、日本のような保険制度がありません。
ですから、多くの方は、ちょっとした風邪や病気は、市販の薬で治すのだそうです。
病気や出産で入院になると、かなり大変なようです。
民間の保険に入っていれば良いほうで、その保険料も高額なため、加入していない人が多いのだそうです。
日本のように、高額医療などといった制度もないのでしょうね。
保険組合に加入する事は、『国民皆保険』といって、日本では義務付けられています。
保険証があれば、どこの病院でも安い費用で高技術の治療が受けられるのが当たり前のように思っていました。
しかし、諸外国の話を聞くと、日本の医療保険がいかにしっかりしているかが分かりますね。
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医療費が年々増加していく傾向が問題になっていますね。
そんななか、医療費の負担が軽くなる制度があるのはご存じでしょうか?
なかでも一番身近なものは「医療保険制度」でしょう。
皆さんご存じ、「国民健康保険」や「社会健康保険」に加入している人ならば(70歳未満の一般人)、医療費が3割負担で済む・・・という制度です。
病院で保険証を提示することで、病院が請求を行える仕組みです。
また「医療費助成制度」というものもあります。
よく知られているものでは「乳幼児医療費助成制度」「子ども医療費助成制度」「老人医療費助成制度」などがあります。
「子ども医療費助成制度」は子供が病院にかかった時に、自治体が医療費を全額負担するというものです。
各自治体によって、適用される年齢はさまざまです。
なかには中学生まで助成してもらえる自治体もあるようです。
70歳以上の方が、所得に応じて1割か3割負担で良いのは、この制度が適用されているからです。
しかし当然、これらの助成を受けるには、健康保険に加入していることが前提となります。
他にもさまざまな制度があります。
しかし「高額医療」という制度は意外とあまり知られていないようですね。
正確には「高額療養費制度」と言い、1ヶ月内に一つの診療科でかかった医療費が基準を超えた場合に、保険組合から超過分を払い戻してくれるというありがたい制度です。
払い戻しの金額は”70歳未満か以上か”や”個々の収入”によっても基準が異なるので一概には言えません。
医療費の自己負担額が高額になった場合は、ぜひこの高額医療の制度を利用する事をお勧めします。
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